モバイルWiFi506HWは401HWから進化していない!?
モバイルWiFi506HWの特徴
506HWは、ワイモバイルから2016年4月27日に発売された機種で、前年にでた401HWの上位互換の機種になります。
401HWの良いところを引き継ぐ形で、非常に軽量なボディが特徴です。75gという軽さは他のモバイルWiFiにはない圧倒的な軽さです。
機種には液晶画面がついていないため、操作も電源のオンオフのみになります。
まさしくシンプルイズベストといった特徴のモバイルWiFiだと言えるでしょう。
また、506HWはSIMロック解除ができるため、506HWの中古を購入すれば、格安SIMを指してワイモバイルではないモバイルWiFiとして使用することも可能です。
ちなみにSIMロック解除はショップでやってもらうと有料になります。
506HWのデメリット
506HWのデメリットをあげていきます。
まず1つ目は、通信速度が遅いことです。最新規格のIEEE802.11acに対応していないため、5GHzの電波を利用することができません。
前年に発売された401HWでも対応していなかったため、ここは進化点として対応してほしかったところです。
2つ目は契約期間が3年縛りなことです。スペック自体はそこまで高いものでないにも関わらず3年間も縛られるのは非常にやっかいです。
特徴を知らずに購入してしまうと痛い目に合う可能性もあります。
3つ目は無制限オプションをつけられない点です。506HWで契約できるプランは「Pocket WiFiプラン2 ライト」のみとなっており、このプランは月間の容量が5GBになっています。
古い401HWの方はキャンペーンで2GBの容量がプラスされるのになぜかこちらはされません。不思議です。
月間の容量が5GBとなると、動画を少しでも見る人は絶対にやめておいたほうがいいレベルになります。
401HWからの進化はあまり見られない
501HWは、401HWから進化しているとは言えないスペックです。
ターゲット層はかなりのライトユーザーになりますし、安さと軽さだけを求める人にはオススメできる機種ですが、総合的に優れているとは言い難いです。
せめてもう少し401HWから進化しているポイントがほしかったと言いたいです。
ですので、購入を考えている人はライトスペックで満足できるかどうか、それを考えてから購入することをオススメします。