モバイルWiFi雨の日は繋がりずらい理由
雨の日はモバイルWiFiが繋がりにくくなる
信じられない話かもしれませんが、実はモバイルWiFiは、雨の日は繋がりにくいという特性があります。
実はこの話しは少なからず信ぴょう性があり、その理由としては、「モバイルWiFiの周波数が高いから」です。
電波の特性として、周波数が高ければ高いほど、建物や雨、霧などの影響を受けやすいという特徴があります。
高い周波数の電波はそもそも遠くに届けるにはあまり向いていないのです。
モバイルWiFiの電波は、au4gLTEやドコモのLTEと比べると、使っている周波数が高いです。ですので、雨になると普段よりも若干電波が弱くなるという現象が発生しやすいと言えるでしょう。
とはいえ、基地局が付近にあるような地域では、その影響は微々たるものです。ちょっと電波が悪いなと思ったら、部屋の中でもいいので、モバイルWiFiの位置を動かしてみるといいかもしれません。少し遅いなあくらいの感じなら、少し動かしただけでもだいぶ改善することがありますからね。
改善方法
上記にあげたように、雨による電波への影響はそこまで大きいものではありません。地域によっては電波が入りにくくなるかなあくらいのものです。
ただもし雨のせいで電波が悪くなってしまった場合、一度機種の設定を確認してみてください。モバイルWiFiの機種の設定で5GHzを利用している場合は、2GHzに切り替えることで、電波が入りやすくなります。
周波数は高ければ高いほど障害物に弱くなるため、機種の設定で周波数を切り替えることで、天候による電波の悪化を多少改善することができるでしょう。
ただ問題は、周波数を下げてしまうと、今度は家にある家電製品の電波と干渉して電波が悪くなってしまう可能性がありますので、端末の周波数を切り替えて、どちらのほうが電波が良いのかというのをテストしてみるといいでしょう。
あとは住んでいる場所が基地局からどれだけ離れているのか、という問題もありますし、その他の影響が重なっている可能性もあるので、雨で電波が悪いからといって、単純に雨のせいにする前に、今ある環境を確認してみることをおすすめしますよ。雨のせいだと思っていたら、実は単純に速度制限にかかっていた、というオチもありますからね。
モバイルWiFiが突然遅くなるという現象自体そうそうあるとは思いませんが、遅くなった場合は様々な理由を疑ってみてくださいね。