モバイルWiFiの305ZTは良い機種だけどオススメできない
305ZTの特徴
305ZTは、ワイモバイルから2014年10月3日に発売されたモバイルWiFiの機種です。Softbankの法人向けモバイルWiFi304ZTと同様のスペックになります。
最新の通信規格IEEE802.11acに対応していて5GHzが利用できる機種です。
さらに、キャリアアグリゲーション技術の採用で下り最高速度が165Mbpsです。当時としてはかなりのハイスペック機種だったと言えるでしょう。
正直今となっては特筆すべき点はないこの機種ですが、1つ注目したいのが、待ち受け時間が1000時間という点です。
バッテリーの容量が2700mAhという普通の大きさなのにもかかわらず連続待受時間が1000時間というのはなかなか凄い数字です。
そして、ワイモバイルでは初めて月間容量の無制限プランが使えるようになった機種で、この無制限プランがよくて今でも使用している人はいるのではないでしょうか。
305ZTのデメリット
305ZTのデメリットは、通信速度が遅い点です。下り最高165Mbps出ると書いてあるのにもかかわらず、対応エリアでもその速度は出ません。さらに、通信の安定性が非常に悪く、そのことを口コミで悪く書かれることが多いようです。
さらに、これは機種が悪いわけではありませんが、ワイモバイルは最低契約期間が3年です。
3年という長い期間にわたって契約で縛られ、その間解約することもできないのは正直辛いですよね。
3年後になったら絶対もっと良い機種や他社の回線が登場してきているはずだからです。
あとは、せっかくの無制限プランなのに通信品質が悪すぎるせいで、使いたい放題とはとても言い難い内容になっていることです。
これはモバイルWiFiとしては致命的です。
以上の理由からワイモバイルから出ているモバイルWiFi305ZTはオススメできないということになります。
機種自体は悪くはないですが、WiMAX系のモバイルWiFiと比べるとどうしても悪いところが目立ってしまいます。