モバイルWiFiの304ZTは購入する価値がある!?
304ZTの特徴
304ZTは、SoftbankのモバイルWiFiとして初めてキャリアアグリゲーションという通信を安定させる機能が搭載されたモバイルWiFiです。
現在では法人向けのモバイルWiFiとして販売されており、個人向け端末の303ZTとほぼ同様のスペックとなっています。
発売日が2014年9月26日ということで、現在では上位互換の機種が発売されているため、あまり人気はないようですがまだまだ現役で使用できる機種だと言えるでしょう。
通信規格も最新のIEEE 802.11acに対応しているので5GHzに切り替えて使うことも可能です。
とくにキャリアアグリゲーションという新技術は発売当初は画期的で、当時は売り文句にもなっていました。
ただし、個人向けの303ZTと同様に受信感度が悪く、エリアも狭いといった感じであまり評判はよくなかったようです。
ただし、エリアや感度に関しては最近になって多少改善されているようです。
法人向けということもあり未だに会社で使っている方も多いのではないでしょうか。
304ZTのデメリット
304ZTのデメリットをあげていきます。まずバッテリーの持ちが意外に悪いという口コミがけっこうあがっていました。フルで使うと5時間程度しか持たないそうです。
法人契約機種ということで、外で長時間使用する機会もあると思うのですが、バッテリーすぐ切れるのは困りものですね。
次のデメリットしてはやはりSoftbankでの契約ということで、通信容量の月間制限があるという点です。
法人契約であるならなおさらたくさん使う機会も多いと思うのですが、そこで制限が発生するというのは仕事にも支障がでかねないと思われます。
今から購入する価値はない
正直なところ、この304ZTを法人として今から購入、契約する価値はありません。
どうしてもSoftbankがいいのであれば最新の機種を選択するべきですし、Softbankに拘りがないのであれば容量制限のないWiMAX系もしくはワイモバイルで契約することをオススメします。
法人だからこそ容量がなくなって通信できないなんて事態は避けるべきですし、そのための選択として制限のあるSoftbankはどうしても外すしかないのです。
番外編になりますが、法人が使った中古の304ZTを個人で購入するのはありです。
格安SIMを挿して使えば、安さ重視の方は満足して使えるでしょう。