モバイルWiFiを買ったらセキュリティの強化
モバイルWiFiのセキュリティ対策は必須
モバイルWiFiの利点の一つに、面倒な設定をしなくても、すぐにインターネットを使えるということがあげられます。
ただ、設定なしの状態で使い続けるというのは、セキュリティ上の問題がありますので、モバイルWiFiを買ったらまずはセキュリティを強化する設定をしましょう。セキュリティを強化しないまま使い続けていると、知らないうちに犯罪に巻き込まれていた、なんてことにもなりかねませんからね。
初期設定を変更してセキュリティを強化した方がいい理由
モバイルWiFiの初期設定のままでは2つの問題が発生する可能性があります。
まず1つ目の問題は、モバイルWiFiを乗っ取られて他人に使われてしまう。ということです。通常であればパスワードがわからないと他人のモバイルWiFiにアクセスすることはできません。ですがセキュリティを突破されてしまうと、他人があなたのモバイルWiFiの回線を無料で使って、さらに悪いことに使用されてしまうということも考えられます。当然最初に警察が追いかけるのはモバイルWiFiの使用者になるので濡れ衣をかけられる可能性すらあります。
2つ目の問題は、モバイルWiFiの管理画面に入られてしまう可能性です。これをされると管理画面から様々な情報を見られてしまう他、モバイルWiFiが使えない設定にされたりと、様々なリスクが存在します。
以上のことから、モバイルWiFiの初期設定は変更するべきだと言えますね。
モバイルWiFiの設定を変えてセキュリティを強化する方法
モバイルWiFiのセキュリティ強化は、自身が使っているモバイルWiFiによってやり方が異なります。
簡単な順に3つやるべきことをあげておきます。
- 設定画面のログインパスワードを変える
WiFiの設定画面にアクセスし、初期設定のパスワードをまず変更してください。買ったばかりの状態ではIMEI番号から取った5桁の数字のままになっていることも。なっていてもなっていなくてもまずは変更しましょう。最低でも英数字を混ぜたパスワードにしましょう。定期的に変更するのも有効です。設定画面のアクセス方法は各モバイルWiFiの説明書などに記載されています。
- SSIDを変更する
こちらも設定画面で変更が可能です。モバイルWiFiの初期設定では、WiFi使ってますよーというのが丸わかりなので標的にされやすいです。余計な危険を避けるため、パスワードともまた別の全く関係のない英数字にしましょう。こちらも各WiFiの管理画面で変更が可能です。説明書を参考にしてみて下さい。
- 暗号化設定をWEPからWPAに変更する
WEPはセキュリティ上の問題が多く、簡単に突破されてしまう暗号化方式です。WPAに変更するだけでも多くのリスクを減らせるのでできればここまでの設定をしておきましょう。これも管理画面上での設定が可能です。ただし、この変更をすると3DSでゲームをする際に通信できなくなるので注意が必要です。3DSで使いたい場合は使用するときだけ切り替えるなどの対策が必要かもしれません。