モバイルWiFi 時間帯によって通信速度が変わる?
接続が集中する時間は速度が落ちる
モバイルWiFiは時間帯によって通信速度に差があります。これはWiFiの性質が関係しているのですが、ある意味仕方のないことです。多くの人がモバイルWiFiを利用する時間帯は、通信帯域が満員電車のような状態です。逆にあまり多くの人が利用しないような時間は、ガラガラの電車のような状態をイメージして下さい。
通信速度が速い時間と遅い時間
時間帯によって通信速度が変わるのはわかりましたが、どの時間帯であれば通信速度が速い状態を保てるのでしょうか。どうせなら速度が速い時間帯に利用したいですよね。
通信速度が速い時間とは、モバイルWiFiを利用している人が少ない時間帯になります。平日の昼間は、会社や学校に行っている人が多く、モバイルWiFiを利用している人が少ないので通信速度が速い時間と言えるでしょう。
逆に、通信速度が遅い時間帯は、多くの人がモバイルWiFiを利用している時間帯です。夜の19時から深夜22時の間は、一番多くの人が娯楽を楽しんでいると言われてる時間なので、必然的に利用者が多くなり、回線速度も低下すると言えます。
人の集中でも通信速度は変わる
時間帯だけでなく、人が集中する場所でも通信速度は変わります。時間帯によって通信速度が変わるのと同じ理論なのですが、例えば新宿駅前や渋谷駅前、イベント会場など、多くの人が同じ通信域を使用すると、通信速度は低下します。むしろこちらの方が安定性などを加味すると時間帯による速度低下よりも影響が大きいです。イベント会場などでモバイルWiFiを利用する場合、通信速度にあまり期待はしない方がいいでしょう。
ネットサーフィン程度なら速度低下は困りません
時間帯と場所による速度低下をご説明しましたが、ネットサーフィンや動画の閲覧程度なら、速度低下はそこまで気にする必要はありません。元々のスピードが速いモバイルWiFiの通信であれば、混雑する時間帯でも接続スピードは体感的にほとんど変わりません。目当てのページや動画にもストレスなくアクセスできると思います。
ただし、大容量の通信をおこなう場合には、当然スピードはシビアに影響を受けるので注意が必要です。どちらにしろ、大容量の通信の場合は速度低下を心配する前に容量制限の方に先に引っかかります。
逆に、もしモバイルWiFiの通信速度が遅いと感じるならば別の原因を疑ってみることにしたほうがいいでしょう。