UQ WiMAXとMVNOの違いとは?
UQ WiMAXはMNOで、MVNOがプロバイダ
UQ WiMAXは、WiMAX系のモバイルWiFiを提供する通信会社で、WiMAX系の大元の回線を持っている会社でもあります。
一方、MVNOとは「Mobile Virtual Network Operator」の略で、「仮想移動体通信事業者」と呼ばれています。これだけだとよくわかりませんが、「仮想」という言葉通り、自社の回線ではなく回線を借りることで運営している会社のことを指します。MVNO=プロバイダという考えで間違いはないですが、ネット回線を提供するプロバイダに限らず、家電量販店が独自に販売しているモバイルWiFiもMVNOになります。
ちなみに、なぜMVNOというシステムができたかというと、回線を持っている会社が独占的に商売ができてしまうからです。回線を持たない会社でも通信事業に参入できるように国が政策を打ち出した結果、広まって今にいたっています。
とくとくBB、So-net、Broad WiMAX、3WiMAXなどがMVNOにあたり、UQ WiMAXの回線を借りることによって運営しています。
UQ WiMAXとMVNOの違いとは
ここからはUQ WiMAXとMVNOの違いについてのお話しになりますが、前述の通り、どちらもUQ WiMAX所有の回線を利用しているため、通信の質などに差はありません。UQ WiMAXだから速いとか、MVNOだから繋がりにくいだとか、そういったことは一切ありません。プランも同様のものになります。
ただし、機種には在庫がないため、契約できる機種とできない機種というものはあります。
性能面で全く差がないということは、どちらでも同じなのか。というわけではありません。
MVNOの方は、他のプロバイダに負けないようなお得なキャンペーン、特典を多数展開している分有利になっています。
UQ WiMAXは大元にあたるため、キャンペーンをやらなくても、回線を貸しているお金で十分に儲かります。MVNOは契約してくれる人が少ないと他社に負けてしまいますよね。
そういう理由があって、高額なキャッシュバックやお得な特典などをつけるようになったのです。キャッシュバックを月額換算したら月々の金額は安くなりますよね。
ですので、結論として「契約時の特典(キャッシュバック)=実質月額費用」に違いがあると言えます。