モバイルWiFiが急に流行りだした理由
モバイルWiFiの流行はスマホが原因
今から6年前位に初めてモバイルWiFiを購入したときは、特にモバイルWiFiを持っていなくても不便を感じることはありませんでした。私がモバイルWiFiを購入した理由は、スマホとタブレットを持っており、容量の大きいデータを受信する必要があったからです。それ以外の使い道としては特に大きな価値はなかったように思います。
それからしばらくして、YouTubeなどの動画やスマホゲームが爆発的に人気が出てきました。これらを楽しむためには大きな容量を処理できるだけの回線速度が必要です。そうなるとモバイルWiFiは便利なので次第に需要が大きくなっていったと考えられます。
ところが、多くの人がモバイルWiFiを持つようになるとそれだけ通信容量も必要になるため、安定的な通信速度を確保するために各社揃って一人当たりが使える通信量を制限するようになりました。動画やゲームのヘビーユーザーはすぐに速度制限の対象となってしまうため、モバイルWiFiを持っていても使える期間は限定的であまりメリットを感じなくなった訳です。
モバイルWiFiは最低2年契約がありますが、こうした理由から多くのユーザーはモバイルWiFiから一旦離れていくことになります。
モバイルWiFiが再び流行りだした理由
スマホの機能は年をまたぐにつれてどんどん進化していきます。3GからLTE、LTEから4Gとモバイル回線の処理速度も加速的に上がっていきました。それと同時にモバイルWiFiのインフラも整ってきて多くの人が回線を利用しても安定した速度を提供できるようになります。。
そのころ、WiMAXでは2年間の期間限定で無制限でモバイルWiFiを使えるプランを発表しました。とりあえず2年は無制限で使えるということでスマホのヘビーユーザーも再びモバイルWiFiを持つようになりました。
そして、最近になりWiMAXはギガ放題プランという契約している間はずっと無制限で使えるプランができたのをきっかけにしてモバイルWiFiを契約する人が加速的に増えてきたのです。WiMAXの場合、まだ都市部でしか電波が届かないなどの問題もありますが、徐々に地方にエリアを拡大しているのでこれからもっとモバイルWiFiを持つ方が増えるでしょう。
モバイルWiFi自体の性能も毎年上がってきているため固定回線を持たないでモバイルWiFiだけでネットを楽しんでいる方も多いです。
恐らくパソコンを利用する方が増えてもモバイルWiFiは流行らなかったでしょう。スマホ機能の爆発的な発展がモバイルWiFiの需要を増やしたといって過言ではありません。