サービスエリアについて

「WiMAX+5G」では、WiMAX2+、au 4G LTE、5Gの各回線に対応したエリアで、インターネットが利用できます。

WiMAXが5Gに対応したことで、従来のWiMAX2+のエリアと比較し、より広範囲で安定した通信が望めるようになりました。

なお、WiMAXには本家のUQ WiMAXをはじめ、Broad WiMAXや5G CONNECTなど、さまざまなプロバイダがありますが、通信エリアに違いはありません。

すべて同じ回線を使用しているから、というのが理由です。WiMAXのサービスエリアを知りたい場合は、こちらのサービスエリアマップを参考にしてください。

サービスエリアマップでは、知りたいエリアの通信状況を色別でチェックできます。

WiMAXを申し込む際は、事前にサービスエリアマップで、利用したい地域の通信状況を確認しておきましょう。

なお、WiMAX+5Gには標準で使用できる「スタンダードモード」と、オプションで利用できる「プラスエリアモード」の2つの通信モードがあります。

プラスエリアモードでは、障害物に強いauのプラチナバンドが利用できるため、より安定した通信を行えるのがメリットです。

通信速度について

WiMAX+5Gに変わってから、従来のWiMAX2+と比較し、通信速度が大幅に改善されました。

端末の性能が上がったのも理由ですが、下り最大速度は440Mbps（WiMAX2+）から 、2024年6月現在4.2Gbps（WiMAX+5Gの Speed Wi-Fi HOME 5G L13）までアップしています。

この速度は理論値ではありますが、従来の光回線並みの速度とを超えています。また、通信速度だけでなく、通信の安定性も同様に向上しました。

例えばWiMAX2+の端末は、WiFi5という無線LAN規格に対応していますが、WiMAX+5Gの端末はWiFi6の規格に対応しています。

WiFi6は、WiFi5と比較し最大通信速度が1.4倍にアップしている他、回線の混雑に強いため、遅延しにくいのが特徴です。つまりより安定した通信が期待できます。

またWiMAXに限らずインターネットの通信速度を調べていると「上り」と「下り」といった言葉が出てきます。

上りというのは、PCやスマホ側からインターネット上にデータを送信する速度で、反対に下りは、インターネット上からのデータをPCやスマホで受け取る際の速度です。

ファイルのダウンロードや、動画の読み込み時間などに影響するのは「下り」の速度です。

そのため下りの速度がより速いと、通常インターネットが快適に使えると考えてよいでしょう。

回線種類について

WiMAX+5Gで利用できる回線は、スタンダードモードとプラスエリアモードで異なります。まずは「スタンダードモード」で対応している回線種類を見てください。

• WiMAX2+
• au LTE
• au 5G

WiMAX+5Gのスタンダードモードでは、上記3つの回線を使用し通信を行います。

WiMAX+5Gになり標準で利用できる回線が増え、従来のWiMAX2+（ハイスピードモード：Band41）時よりも速く、よりつながりやすくなったのがメリットです。

一方「プラスエリアモード」では、スタンダードモードの3種類に加え「auのプラチナバンド」が利用できます。（au LTE：Band18）

プラチナバンドとは、700～800MHzの周波数帯に対応するもので、より広範囲で安定したつながりを実現するのがメリットです。

速度制限について

スムーズにインターネットが使えなくなるためわずらわしい速度制限ですが、WiMAX+5Gにおいてはあまり気にしなくてよいでしょう。

従来のWiMAXにおいては、3日間で15GBを超えた際の速度制限がありました。しかし、2022年2月より廃止され月間データ容量上限なしになりました。

つまりWiMAX+5Gであれば、いくら動画を視聴しても、ゲームで遊んでも速度が制限されて遅くなる可能性は低いです。

そのため、普段からNetflixで頻繁に映画やドラマを観ている人や、これからオンラインゲームで遊びたいという人に、WiMAX+5Gはおすすめです。

ただし、プラスエリアモードについては「月間30GB」の制限があるので注意しましょう。

プラスエリアモードで月間30GBに達した場合は、当月末まで送受信の最大速度が128kbpsに制限されてしまいます。

しかし、従来のプラスエリアモードの制限は月間15GBまでだったので、その点を考えると大幅に使いやすくなりました。

なお、制限を受けたとしても、再びスタンダードモードに切り替えれば、通常通り利用できるので安心してください。

※一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。